がらくた

なんのやくにもたたない

カエルつくるよ

今まで、過去に作った粘土作品を振り返る形で生地を書いていましたが、
やっとリアルタイムに追いつきました。なんとか年内に間に合った…

今年最後の作品として、クロノ・トリガーよりカエル(グレン)を作ります。

カエル - ニコニコMUGENwiki - atwiki(アットウィキ)

 

かなり古い作品ですが、スーファミ世代としてはとても思い出深く、
昔アニメーションを作っていた時にもクロノ・トリガーのBGMを使った作品を作ったりしていました。
鳥山明のデザインは世代的にも遺伝子にすりこまれているので、一度は粘土でやっておきたいなと。

躍動感あるこのポージングもどうにかして再現していきたいと思います。

 

まずは骨から。
今回片足立ちの不安定なポージングになるので、針金を土台に埋めるようにして作ります。
また、以前作ったゴリラ(ウィンストン)の時に針金の強度が足りず、徐々にポーズが丸くなっていってしまったので、負荷のかかりそうな右足をガチガチに固めてみました。

 

粘土を盛っていきます。
普段使ってる一番硬い粘土とは別に、一段階柔らかい粘土を買ってあったので、
芯の部分は硬い粘土で、服のシワなどは柔らかい粘土で作ってみています。
このあたりどう棲み分けるのがいいのか未だにあんまりわかってないです。このやり方が造形はしやすいかな?
柔らかい粘土は結構ふにゃふにゃなので、手で持たないように注意しています

それから、雑誌で読んでなるほどと思っていつかやってみたかった表現として、マントの部分を銀色のダクトテープを芯材にして作っています。
薄く強度が必要な翼やマントのような部分では、なるほど、とても作りやすいです。賢い人がいるもんだ。


おおまかにできてきたら、自立するように重心のバランスを整えつつポージングを調整しました。

剣や盾は一緒に作るのは難しかったので、ひじから先を一旦切断して、別で作って焼き固めてからドッキングしています。
接合部を隠せるなら、この方法めっちゃ便利…もっと早くから試せば良かった。
多分、クォリティを上げるなら細かい装飾についても同じように部分的に焼いたりした方がいいんだとは思う。

やり方を自分で考えて発明していくのも楽しいんだけど、そろそろちゃんと調べて勉強しようかな

 

着彩してこんな感じ
新しく買った筆が使いやすくてびっくりした。
というか、10年前に買ったボサボサの筆を使ってたのがひどすぎるんだな。
道具は新しくしよう…絵の具も買おう…

リファレンスにしたイラストの雰囲気をなるべく出そうとして塗ったつもり。
結構かわいくできたな~とおもう。まんぞく!
グランドリオンがへにゃっとなってしまったのは残念。
細くてまっすぐなモノは難しいな

 

youtu.be

着彩風景のメイキングを撮ったよ。

 

 

ポージングは少し上手になった気がするけど、まだ少しカタいかな。
体幹にひねりがあればなとか。反省はある。
地味だけど目玉にUVレジン流し込んだのはいい感じ。


そんな感じで、おわり!